赤穂浪士かるた（H21.12.23登録。12.29増補）
箱の写真を見ると、昭和３１年東映の「赤穂浪士」にちなむかるたのようです。
市川右太衛門（大石内蔵助）、片岡千恵蔵（立花左近）の両御大の顔がひときわ大きく載っています。他は、中村錦之助（小山田庄左衛門）、田代百合子（その恋人）、東千代之介（浅野内匠頭）、大友柳太朗（堀田隼人）、月形龍之介（吉良上野介）、伏見扇太郎（大石主税）といった面々です。
かるたの絵札は、特に俳優に似せて描いてはいないようです。
掲出した絵札に対する読み札は次の通りです。
こ：上野まてと内匠頭
さ：桜がちってる庭のすみ
か：かける早かご東海道
て：てきをだます内蔵助
い：いまぞうちいる吉良の門
や：山と川との合言葉
と：としは十六矢頭右衛門七
す：すぎしむかしの物語
絵札・読み札ともに帯封が付いたままでした。いろは順に並んでいまして、最後の「す」が「すぎしむかしの物語」になっているあたり、なかなか洒落ています。
＊このページをご覧くださった方から、「このかるたの全容を知りたい」というリクエストを戴きました。ありがたいことです。それにお応えして、すべての絵札・読み札を掲載します。本来のいろは順ではなく、事件の時間軸に沿って分類・排列しました。
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